ノーオッケーすぎる

25歳文系大学4年生が、思ったこと・日々の生活などを雑に書きます。

英語が苦手な受験生に向けて勉強法について色々書いてみた

こんばんは。クソキリンこととぅみーろです。いつのまにかもう12月になってしまいまして、時の早さに打ちひしがれむせび泣く毎日です。

 

ブログのアクセス解析を見ては弱小ブログだなあと思う日々ですが、注視してみると意外と「ダメぽよ三浪がなんとか大学に滑り込んだので受験生にアドバイスしたい」という過去記事がそこそこ人気っぽいので、受験ネタについて書いてみます。12月になって何を今さらというかんじですが、英語の勉強法についてです(何を今さら!)。

 

僕は3浪しても受験科目では本当にただ英語だけしかできなかったのですが、そんな中でMARCHに受かったので、それなりに英語はできるほうだと思います。現役時の10月の記述模試で偏差値69、センターだと過去問解いて190点前後だったので、少なくとも大学受験英語に関しては、それなりに出来ていたと思います(センターレベルまでなら……!)。でもやはり本質的にはザコなので早慶とか難関国公立とか、あと英作文に関してはアドバイスできないのですが、お許しください。基本的に英語が苦手だと思ってる人向けに書きますです。

 

※紹介している問題集等は絶版になっていたり、新たに良いものが出ていたりするかもしれませんので、参考程度に考えていただければと思います。

 

英語がそこそこできる人(センター試験で7割取れる人、TOEIC500以上の人あたり?)にはあまり訳に立たないと思うので、そーゆー方はこの記事は読まなくてもよいと思います。めちゃ長いですし…。

 

それでは参ります!

目次

学習の優先順位について

1. 文法・語法をマスターする

2. 単語を覚える
 - 単語に対する感覚を研ぎ澄ませる

3. 長文を読めるようにする
 - 読む速さに関して
 - 理解できない一文に出会ったときは

センター試験のリスニングについて

 

学習の優先順位について

  1. 文法・語法をマスターする
  2. 単語を覚える
  3. 長文を読めるようにする

もちろん1段階を完璧に仕上げてから次の段階へ、というわけではなく、同時並行的に少しずつレベルを高めていければベストである、というのは言うまでもありません。

それぞれについて説明します。

1. 文法をマスターする

文法に対しては「なぜ?」と思ってはいけません。英語を作った昔の人が作ったルールなので「それはそれとして」受け入れるしかありません。なので文法書というルールブックを読んで理解し、問題を解くことで覚える、というのが基本方針です。とにかく問題に対して答えることで覚えるのです!

文法にも基本と発展があって、参考書や問題集によってはレベルが明示されてるかと思います。本当に苦手であれば基本のとこだけやりましょう。時間と確固たる意志があれば全部やりましょう。覚えて無駄になる知識はありません。

個人的にオススメしたい勉強法は、ネクステージという文法問題集兼解説書を、何度も繰り返す方法です。

これはインターネッツのどこかで知ったやり方なのですが、

  • 初見で解けた問題は◯を付けてもう解かない(もう解ける実力があるから)
  • 解けない問題には×を付け、解説を読んで理解する。
  • 1周したらもう1周する。×が付いている問題だけを解き、同じように◯×を付ける
  • ×のあとに◯が2つ付いたらもう解かない(もう解ける実力がある)

というやり方が、もっとも効率的に問題集を回せるやり方なんじゃないかなーと思います。ネクステージはちょうどよく網羅された問題集なので、これから問題集を買う人にはオススメです。

Next Stage 英文法・語法問題 3rd edition

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  • 作者: 瓜生豊,篠田重晃
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  • 発売日: 2011/11/09
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ちなみに僕が浪人をしている間に、新版が出ていました(三浪の闇は深い)。

 

ネクステが出来るようになったらこちらがオススメです。語法の充実度が鬼アツです。

全解説頻出英文法・語法問題1000 (大学受験スーパーゼミ)

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構文というのはいまいち重要性が把握できないのですが、重要なものはだいたい文法書に同じことが載っていますし、特に勉強する必要がある項目のようには僕は思いません。 

 

2. 単語を覚える

単語帳は「システム英単語」がオススメですが、使い慣れているものがあればそれを使いましょう。単語帳は、1日10個の単語を覚えるのではなくて、1日に50~100語とかをパラパラと見て、1週間に数百語覚える勢いで回します。次の日は新たな50~100語に進みます。とにかく先に進む早さと勢いが大事です!もちろん覚えられませんが、暗記に関しては質より回数で攻めます。ちらちらと薄く見るのを重ねたほうが、1回でちゃんと覚えようとするより確実に早くたくさん覚えられます。付箋を貼ったりページを折ったり書き出したり自作の単語帳を作るのはすごーく非効率です(経験は語る)。

それから、CDがあればCDを活用しましょう。例えば単語帳で50個分読み進めたら、CDを聞きます。CDを聞いて意味や短文の訳が分からなければ、それは覚えていない証拠です。分からない単語はあとで単語帳でちらっと確認して覚えます。ちなみに後述しますが、この単語帳のCDはセンター程度のリスニングなら結構役立つと思います。

システム英単語 Ver.2

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システム英単語 Ver.2 (CD) (駿台受験シリーズ)

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単語に対する感覚を研ぎ澄ませる

それから、分からない単語を辞書で引いてみたときは、全部の意味にざっと目を通して、英語の単語の意味をできるだけ掴み取ろうとしてみてください。単語に対する感覚を研ぎ澄ませることができます。例えば単純に誰かを「助ける」という意味で使われる“help”と、「自由に取って食べる」という意味の“help oneself to ~”という熟語における“help”との間に、言語化出来ないレベルでいいので、共通性を見出してみようと努力してみるのです。共通するニュアンスが分かりますか?他には、「許す」という意味の“allow”が「~するのを可能にする」という意味にもなるのが分かりますか?多義語には、その語の核となる概念があるのです。

3. 長文を読めるようにする

長文はある程度精読できる力があってこそできるものであるということを忘れてはいけません。文法ができていなければ文法を一通り身につけましょう。最初に挑戦する長文は簡単で短めのものにして、徐々に慣れていくのがいいと思います。

短文レベルで読めるようになったら長文を読む力を付けましょう。長文を読むにあたって、単語や文法といった知識以外に必要なのは「慣れ」と「集中力」です。できるだけ短くて簡単なものから徐々にステップ・アップしていきましょう。最初は全然読み進められなくて挫折するかもしれませんが、どうか諦めないでぐんぐん進めてほしい…。

このシリーズは300語・500語・700語・1000語overとあります。

やっておきたい英語長文300 (河合塾SERIES)

やっておきたい英語長文300 (河合塾SERIES)

 

一文ずつ頭の中で和訳していく必要はありません。長文を読むのに必要なのは「読み切ること」と「段落レベルで文章の流れを把握すること」です。英語であるということ以外は、国語と同じです。

タイマーを使って制限時間を設けて解くと、限られた時間内に長文と問題文を読んで解答をするという能力が磨ける気もします。

読む速さに関して

“This is a pen.”という一文を目の前にして、いちいち「Thisが主語、isが動詞、a penが補語でSVCの文型だから、訳は『これはペンです。』だ!」という思考プロセスを辿る人は、長文に挑戦する段階にある人の中にはいないと思います。これは、This is a pen.”という一文を「英語としてそのまんま理解できる」からこそ為せる技です。

英文を読む速さを上げるということは、こういった「英語を英語としてそのまま理解できる英文の領域を広げる」ということに他なりません(たぶん…)。この領域を段々と広げていくと、例えば

Happiness, as far as we’re concerned, is achieved through living a meaningful life, a life that is filled with passion and freedom, a life in which we grow as individuals and contribute beyond ourselves. 

Our 21-Day Journey Into Minimalism - The Minimalists

といった長めの一文であっても、頭から読んでいって本当にそのまんま理解できるようになります。こうして領域を広げるにあたって重要になるのが英語の知識、文法や単語なので、文法や単語をおろそかにしてはいけません。

英語として理解できるようになるには、音読が効果的かと思います。音読する対象を選ぶ条件は、

  1. CD(ネイティブの音声)がある
  2. 1ページ以上の長さの文章
  3. 精読済みで、分からない箇所がない(全て理解している)

という3つです。学校の科書で構いません。やり方は、精読し、ネイティブの発音を聞いてイントネーションやアクセント、区切りを把握して、ネイティブを忠実に再現しながらネイティブになりきって読むことです。たくさんの文章を読まなくてもいいので、同じ文章を何度も何度も読んでいるうちに、なんでか分からないけど少なくともその文章が手に取るように分かるようになります。こうなってくると、初見の文章に対しても適応力が身に付いて、スラスラと読み進めるようになります。

ところで「パラグラフのキーセンテンスだけを拾って読む」みたいな「読解術」も世の中にはありますが、実際受験生が読めないような文量は出してきません。慶應のドチャクソ長い長文であっても、制限時間内に全部読んで全部解答するのは決して不可能ではありませんし、ちゃんと勉強してきた人には出来ることなのです。なので、長文はちゃんと全部読みましょう。

長めの長文であれば、問題文を読みながら、あるいは前もって読んで解答するポイントを把握しながら読み進めると、スムーズに解答できるかもしれません(個人差があると思います)。

理解できない一文に出会ったときは

長文を読んでいると、たまに全く理解できない一文に出会うことがあります。分からない原因は様々ですが、「倒置、省略、多義語、文法の解釈ミス、ボキャ貧などの知識不足」がたいていの原因かと思います。そんな難しい一文を理解しなければならなくなったら、分析するしかありません。

まず主語に下線を引いて「S」と書き、次に動詞を探して「V」、目的語には「O」、補語には「C」を書きます。それから副詞を()でくくって、前置詞句は<>でくくり、接続詞節を[]でくくります。例を挙げれば、

My father was playing a guitar so happily in his room when I got home.

My father(S) was playing(V) a guitar(O) (so happily) <in his room> [when I got home].

特殊の英語が成立するのは省略などの特殊な場合を除いて5文型のみであり、その5文型が文の中でもっとも重要な要素となります。言わば、残りの形容詞や前置詞句は「飾り」でしかありません。上記例文で言えば、最も言いたいことは“My father was playing a guitar”というところだけであり、“in his room”や“when I got home”はさして重要ではありません。英語はシステマチックな言語なので、形だけで言いたいことが何であるかを明示できるのです。

こうして倒置や省略や多義語の可能性を考えながら、5文型に落とし込みます。落としこんだらまずは5文型だけで訳を考えて大意を掴みます。そこからは文脈や文意を考慮しながら、「飾り」がどこに掛かっているか(被修飾語句はどれか)を考慮します。前置詞句は副詞として動詞に掛かる場合と形容詞句として掛かる場合があったりして判別が難しかったりします。が、こうすれば、たいていの文は理解できるようになります。それでもダメだったらスッパリ諦めて先に進んだほうがベターです!

 

センター試験のリスニングについて

まずは過去問で問題形式を把握しましょう。リスニングは形式が分からないと「!??!!?!?!?」となってパニックになって全く分からなくなります。

対策としては、単語のレスポンス速度を上げること、そのために単語帳のCDを毎日聞くことが挙げられると思います。

単語のレスポンス速度を上げるのは、次々に発話される英文に追いつけるようにするためです。「allow…えーっと…許す!」では遅くて、その間に会話はどんどん進んでいきます。英単語を聞いて即座に意味を思い出せるよう、英単語の記憶回路の強化に努めましょう。英単語のCDを聞いて、単語の意味や例文の意味を即座に理解する訓練をします。結構集中力が必要ですが、電車の中でもできるのでオススメです。

あと、「自分が発音できない音は聞きとれない」とも言うので、リスニングの問題を解いてみて分からないところがあれば、そこを音読してみるのもいいかもしれません。それから、意外と長文を読めるようになるとリスニングも出来るようになります。英語を読み進める速さ=英語を理解する速さだからなのでしょうか。

 

 

えっと…こんなかんじですかね…めっちゃ長くなってしまいましたが…。

書こうと思えばいくらでも書けそうに思いましたが、これ以上細かいところに触れてしまうとタイピングし続ける僕の指が死んでしまうさすがにキリなく冗長になるので、このあたりにしておきます。あっでも最後に1つ述べさせてもらうと、ある程度英語ができるようになったらセンターの過去問をバンバンバンバン解いていくとかなり長文慣れするし、得点も安定すると思います。英語に限らず、センター試験の過去問はバンバン解くといいです。

英語は真摯に向きあえば誰でも身に付けることのできる科目だと思います。英語を勉強しようと思ってるだけでも、英語を諦めた人よりも十分に一歩抜きん出ていると思います。受験生のみなさん、頑張ってください。ほんと三浪とかしちゃだめですよ。

この記事が一部でもお役に立てば嬉しいです。ここまで読んでいただきありがとうございました。頑張る受験生を応援し、合格することをお祈りします。